京都府立医科大学の救急医療学教室により、総務省消防庁のデータを用いて、日本における心肺蘇生(CPR)非実施率の性差が解析されました。
その結果、公共の場で院外心停止(OHCA)となった65歳未満の女性は、男性に比べ、その場に居合わせる目撃者(バイスタンダー)によるCRPを受けにくいことが示されました。
日本では、自動体外式除細動器(AED)の使用を含むバイスタンダーCPRを女性に実施した場合、わいせつ行為と誤解される可能性があるからではないかと考えられています。
現役内科医のドクターDが医療従事者向けに情報発信
Copyright© ドクターDが綴るひとつなぎの医学情報・裏 , 2024 All Rights Reserved.